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エンジン下ろし&タペット調整その3:タペット調整編

記事公開日: 2015/03/15 最終更新日: 2016/09/19

エンジン下ろし&タペット調整その3:タペット調整編

各ガスケット 前回のその2では、フレーム側からエンジン側を切り離しました。
これでタペット調整を思う存分できます。
まずはシリンダーヘッドカバーを外すところから。
ここまで長かったなぁ。。。

シリンダーヘッドカバー 5つの六角ボルトで留まっています。
ボルトはなんなく外れ、カバーをパカっと外すとロッカーアームがお目見え。
若干オイルが付着してて全体的にオイリーな印象。

適正なバルブクリアランスは、インテーク(吸い込み)側とエグゾースト(排気)側で異なります。
整備書によると、
インテーク側:0.10mm
エグゾースト側:0.15mm
です。

出典:vespamotorsports

実は写真を撮り忘れており、、、上記動画を引用させて頂きます。
上記動画を再生して頂くと、シリンダーヘッドカバーを取り外した後のエンジン側が写っています。
gts250のエンジンには4つのバルブがあります。
上の2つがインテーク側、下の2つがにエグゾースト側となります。

出典:vespamotorsports

バルブの位置を確認したら、シックネスゲージを使ってクリアランスを調整します。
上記動画では、シリンダーヘッドのみ取り外した状態で行われている為、
インテーク側は右、エグゾースト側は左となっています。
再生位置から調整作業が始まります。

ただ、クリアランスは目視で確認が出来ないため、かなり感覚に頼る部分が大きいようです。
うーん、どんな感覚なのか知りたい。。
いつものように事前にYoutubeでやり方を探っていました。
参考にした動画は、Vespa Motorsportチャンネルのこちらの動画
動画ではエンジン側を切り離さず、車体をリフトアップして隙間をつくり、調整するやり方をとっていますが、再生時間12分ぐらいのところから、シリンダーヘッドのみの場面に切り替わり、詳しく説明をしています。
ただ、英語なので、感覚のところがうまく聞き取れない。。。。
ということで検索しなおして、こんなページを見つけました。

まずはシックネスゲージを差し込み、アジャストスクリューを締め込む。アジャストスクリューがシックネスゲージに接触したら、シックネスゲージを動かしてみる。ポイントは、「きつすぎてはダメ、ただし緩すぎてもダメ」。動かした時にやや音がする、若干引っ掛かりがある程度に設定する。

出典:チューニング後のエンジン調整 バルブクリアランスの調整方法

なるほど!
きつすぎても緩すぎても駄目なわけですね。。あとは音か。。

調整のツボも押さえた事だし、いざ計測!
走行距離は20,000kmを超えているのでどれくらいずれているのか興味新々でした。

まずは、インテーク側からジャストサイズである0.10mmのゲージを入れ込む。。
ん。。。
なんとく入った。。。

次に、エクゾースト側に0.15mmのゲージを入れ込む。。。


ほぅ。。。
なんとなく入った。。。

そしてこの感触。。。
きつすぎてはダメ、ただし緩すぎてもダメ。。
動かした時にやや音がする、若干引っ掛かりがある程度。。
。。。全くずれてないやん笑

最初の感覚としては、もうこれ以上いじるところも無いくらいな、
参考サイトに書いてあったそのままな感触でした。
ここまでの苦労は何だったのか、、、、、と、悲しくなる気持ちと、
エンジンが意外とよく出来ていた事に驚く気持ちが入り交じり、不思議な気分に。。。

でもせっかくだし、調整しよ!
気持ちを切り替えて再度計測。
より慎重にやってみたところ、
4つのバルブの内、すこーーーしではあるが、緩い部分もあったよ!(と思いたいだけかもしれない。。。)
調整には、ネジを締めたり緩めたりして行う。
ネジを止めているナットを緩め→ネジをまわして調整し→またナットを締め直す、
という手順。
結局かなり微妙な調整幅に収まったのだった。。

さて、少し悲しい気持ちにはなりましたが、無事全ての調整が終わって一安心。
シリンダーヘッドとヘッドカバーに挟むガスケットと、ヘッドカバーを止めているボルトのOリングを新品に買えて作業終了です。
苦労した結果がこれとは、うれしいやら悲しいやら。。。
この後、逆の手順で組み直し、オイルやらクーラントやらを入れ直して整備完了!

インプレッション

すべての整備を終えてエンジンスタート。
通常取りエンジンもかかった。ひとまず安心。
エンジン音は若干変わったような、変わらないような、、
以前までのアイドリングは「ポポポポポー」というだけの音だったが、これに加えて「ギュルギュルギュル」といった音が少し交じった感じ。
これ良いのだろうか。。悪いのだろうか。。?

アイドリングは音のみ若干変化。
加速感は若干向上。特に高速度付近がすっと伸びやすくなった。
また、最高速も向上。

でもこれって、エンジンオイルも交換してるし、その影響が一番大きいような気もしております。。
私としては無事に終わって良かったです。
ゆくゆくはボアアップもしたいな

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