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整備方法:エンジンオイル交換

記事公開日: 2015/01/30 最終更新日: 2016/09/19

整備方法:エンジンオイル交換

オイル交換 今までバイク屋に頼んでいたエンジンオイル交換。
そういえば以前景品でもらったオイルが有った事を思い出し、自分でやってみようとチャレンジ。
タイミング的にエレメントも必要だったので、いつものsipで注文。
やり方はそんなに難しくないけれど、灰オイル等の処理が面倒です。

オイルは「エボレックスステージ3(10W-30)」を使用。
もらいものだったので特にこだわりはなかったのですが、なにやら評判は良さそうです。

オイル交換準備

・4stエンジンオイル(1.3リットル)
・エレメント(必要な場合)

必要工具

・トルクレンチ
・24mmソケット(オイル抜くボルト)
・エレメント掴むツール
・ジャッキ2つ&木片(あればなお良し)
・ジョウゴ2つ(古いオイルと新しいオイル用で分けました)
・ビーカー
・廃油受け皿
・ペンチ

まずはオイル抜き

※必ずエンジンが冷えている事を確認しましょう!

ジャッキアップ まずはベスパのセンタースタンドで立てます。
が、この時下に廃油受け皿を配置したいのですが、スタンドが邪魔でうまく置けませんでした。
ジャッキがあればセンタースタンドなしでもなんとか固定できます。
ただし、ジャッキは二つ使用しないと厳しそうです。
写真では片方にブロックを使ってますが、かなり無理が有りました。。
実はジャッキアップにはかなり苦労し、いろいろと調べた結果この方法に落ち着きました。
木片は車体を横断できるくらいの長さのものがオススメです。
ジャッキアップが難しい場合は、オイルを誘導するように紙等で経路を作ると良さそうです。

オイルボルト等 オイルたれる 受け皿を置いたら、写真のボルトを緩めます。24mmです。
ボトルを外すとわずかにオイルが流れ落ちます。
中にはプラスチックの棒が入っており、つまみがあるのでペンチ等で引き抜きます。
引き抜くとオイルがどばっと流れ落ちます。
ボルトとプラスチック棒にはゴムのOリングがついているので、この時に痛みをチェックすると良いかもです。

ある程度オイルが出なくなったら、一度ボルトを締め直します。仮締めで良いと思います。
その後、エレメントをはずします。

ツール エレメントの外し方なのですが、よくバイク用品店に専用のソケットが売っていると思います。
しかし、大体が国産車専用のソケットのみしか置いていないので、このソケットではgtsにはあいません。
sipには専用ツールが売っていますが、それを買うのもなぁと思ったので、プーリー等をつかめる写真のようなツールをなんとか使用しました。
これはバイク用品店ならどこでも置いてあるような、プーリー等を掴むツールです。
クラッチナットを締めるとき等も利用できて、なかなか便利です。

エレメントを外したら、ここからもオイルが流れ落ちてきます。
流れ落ちなくなったらオイル抜きは終了です。

ボルト、エレメントを締める

エンジンオイルが抜けたら、ボルトとエレメントを本締めします。
ボルトについてはトルクが指定されているので、トルクレンチを使用して締めます。
ボルトトルク:24~30Nm

エレメントについては新しいものに交換します。
その際に、ボディと接触する部分に指でなでるようにエンジンオイルをつけると良いみたいです。
締め付けの設定トルクは見つかりませんでした。。
整備書にはきつく締めるとしか書いておらず、動画等を見ても名言してません。
しょうがないので、動画で締め付けている角度を見て、真似して付ける事にしました。
どうやら手で締め込んだ後、さらに270°ほど締め付けると良いみたいです。
強すぎても弱すぎてもダメみたいなので、感覚でなれるしかなさそう。。
取り付けた後、少し走ったら漏れが無いか確認した方が良さそうです。
現在300kmほど走ってますが、漏れは無いので大丈夫だろう。。。

オイルを入れる

ボルトとエレメントをしっかり取り付けたら、新しいオイルを入れます。
オイルはビーカーで計った方が多く入れすぎてあふれてしまう事を防げるのでオススメです。
およそ1.3リットル入ります。
入れる時にはジョウゴを使っていれると便利でした。
1.1リットルくらい入れたところで、一度オイルレベルを計ると確実です。
古いオイルが抜けきっていない場合、1.3リットルすべて入らない事もあります。

少し走ってみる

オイルを入れ終わればとりあえず終了。
ただ、2、3分走って見てその後オイルレベルをもう一回チェックした方が良いです。
もし減っていれば継ぎ足して再度チェックしてください。
その際、オイルボルトと、エレメントから漏れていないかチェックも忘れずに。
問題なければ完了!

灰オイルの処分

灰オイルの処分にはいくつか方法が有るみたいですが、
私はガソリンスタンドに持って行きました。
不要なオイル缶に入れて持っていくと、中身だけ処分してくれました。(この際に、2つめのジョウゴを使用しました。)
無料で処分してもらえたので良いスタンドでした^^有料の場合もあるみたいです。

時間としては初めてだった事もあり、1時間くらい掛かったと思います。
オイル交換以外の部分で面倒な事が多かったですね。
ジャッキアップしたり、ビーカーやジョウゴを洗ったり。。
オイルもらったりとかなければバイク屋でやるのがオススメです笑

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