整備 | ワビサビVESPAライフ - Part 2
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エンジン下ろし&タペット調整その2:エンジン下ろし完了まで

2015年03月07日

エンジン下ろし&タペット調整その2:エンジン下ろし完了まで

エンジン エンジン下ろしの下準備は完了。
いよいよエンジン下しの作業に入ります。 前回のエンジン下ろし&タペット調整その1:下準備編はこちら

エンジン下し作業

駆動系カバー外し まずは駆動系カバーを外しておきます。
ピストンの動きを調整する時には、バリエーター側を直接まわして行うためです。
詳しい手順はこちら

マフラー外しとプレート外し

マフラーとプレート マフラーとそれを止めている銀のプレートを外します。
この時リアサスペンションの右側の根元も外れる事になります。
※リアサスペンション左側も外してしまうと、支えがなくなってしまうので、 最後に取っておきました。(ジャッキアップで固定されているはずですが念のため)
詳しい手順はこちら

リアキャリパー外し

リアキャリパー外し ブレーキホース外しとく 始めはリアブレーキのフルードを抜かないと無理なのかなと思っていたのですが、ブレーキキャリパーを外すだけで大丈夫でした。
マフラーをはずしたらリアホイールも外した後、キャリパーを外します。
2本のボルトで留まっているだけなので、簡単です。
その後は駆動系の下側にもブレーキホースが引っかかっているので外しておきます。

ブレーキキャリパーを外したら、ここでもう一度リアホイールを取付ます。
これはエンジンを切り離した時に、支えにする為です。
ボルト3本程使い、手で少しきつく締めるくらいでいいと思います。

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2015年03月01日

エンジン下ろし&タペット調整その1:下準備編

エンジン下ろし作業 整備書によると、20,000km毎もしくは2年ごとに、タペット調整(バルブクリアランス調整)を行うのが良いらしい。
走行距離は22,000kmを超えたし、パワーダウンしていたらやだなーと思っていたのでいっちょやったろうと言う事でチャレンジしてみました。
実際にはエンジンを下ろさなくても、タペット調整できる方法はあるみたいなのですが、今後の整備スキルアップの為にもエンジンを下ろしてみようと決意。

ただ今回の整備はかなり時間もかかるし繊細な作業も必要です。
へたしたら不動になってしまいかねません。
準備を入念にして、整備書とyoutubeを参考に時間をかけて整備しました。

結果的になんだかんだ時間がかかってしまい、結局2日間に渡る作業に。。。笑
でも一番時間がかかったのがジャッキアップの方法でしたので、今後はもっと早く作業出来るはず。。

必要な物

・各種工具(レンチ等の一般的な工具。今回多いためはしょります。。)
・シックネスゲージ(0.1mmと0.15mmがあるもの)
・ヘッドカバーガスケット(品番:829536)
・ヘッドカバーボルト用Oリング5個(品番:830249)
・エンジンオイル(1.3ℓ)
・オイルエレメント(必要であれば)
・クーラント液(冷却水)
・クーラントのガスケットゴムリング(品番:485080)
・ホースクランプ2種類。小1個大2個。(クーラントパイプ2カ所、ガソリンパイプ1カ所を止める。)
・エア抜き用チューブ(クーラント入れる時に使用。軟らかい素材の直径4mmの物を使用。)
・木片(ジャッキアップ用)
・ジャッキ2つ

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2015年02月19日

レッグシールド交換

レッグシールド破損 中古で購入したときから、左のレッグシールドが欠けていた。
そんなに目立たないものの、ずっと乗っていると気になってしょうがなくなり交換する事に。まずはsipで注文だ。

beading legshield このレッグシールド、英語では「Beading legshield」というらしい。
左右別々で販売しており、合計4000円ほど。まじまじ見ると、柔軟性あるプラスチックで出来ているみたい。特殊工具等は必要ないが、交換には思ったよりパーツを外す必要があり、少し手こずったのでご紹介。

必要工具

・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・6mm六角
・10mmレンチ
・大きめのタオル(グローブボックスを外す際にフットフロアを傷つけない為)

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2015年01月30日

整備方法:エンジンオイル交換

オイル交換 今までバイク屋に頼んでいたエンジンオイル交換。
そういえば以前景品でもらったオイルが有った事を思い出し、自分でやってみようとチャレンジ。
タイミング的にエレメントも必要だったので、いつものsipで注文。
やり方はそんなに難しくないけれど、灰オイル等の処理が面倒です。

オイルは「エボレックスステージ3(10W-30)」を使用。
もらいものだったので特にこだわりはなかったのですが、なにやら評判は良さそうです。

オイル交換準備

・4stエンジンオイル(1.3リットル)
・エレメント(必要な場合)

必要工具

・トルクレンチ
・24mmソケット(オイル抜くボルト)
・エレメント掴むツール
・ジャッキ2つ&木片(あればなお良し)
・ジョウゴ2つ(古いオイルと新しいオイル用で分けました)
・ビーカー
・廃油受け皿
・ペンチ

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2015年01月01日

整備方法:フロントショック交換!

フロントショック どうしても我慢できず、bituboのフロントショックを購入!
インプレはこちらに記載しましたが、今回は整備方法について書きたいと思います。
「フロントだしちょろっとやればラクショーでしょ〜」
と思っていたのですが、
めちゃしんどかったです。。。

必要工具

  • ・プラスドライバー
  • ・ラチェットレンチ
  • ・6mm六角レンチ(ラチェットにつけれるやつ)
  • ・エクステンション(ラチェットにつけれるやつ)
  • ・ユニバーサルジョイント(ラチェットにつけれるやつ。下部の写真を見てみてください)
  • ・13mmスパナ(ショック上部根元)
  • ・ジャッキ(車体の下に引ける物であればなんでもOK)
  • ・17mmレンチ(ショック上部のナット)
  • ・トルクレンチ(特にショック上部のナット)
  • ・各消耗部品(気になるようだったら) 部品番号はこちら

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2014年12月04日

整備方法:マフラー脱着&リアタイヤ交換

リアタイヤ交換 以前、タイヤサイズアップのインプレを書いたが、
その時の交換方法を詳しく解説していきたいと思う。
海外スクーターだし、初めての整備は少なくとも自分は不安でいっぱいだったが、
そんな方もこんな記事があれば少しは安心してできるはず。。
慣れると以外と簡単です^^

必要工具

  • プラスドライバー
  • T40トルクスレンチ(マフラーネジ)
  • 10mmスパナ(外装外しナット)
  • 17mmレンチ(マフラー根元止め)
  • 24mmレンチ(タイヤ止めナット)
  • 6mm六角レンチ(プレート外し)
  • ペンチ(後輪を外す時に使用)
  • タイラップ(リアブレーキかける為)
  • マフラーガスケット(製品番号:846097)(走行距離が多い場合)

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2014年10月11日

駆動系メンテナンス:ベルト、ウェイトローラー交換

駆動系 発進時に駆動系から異音がし始めたので、駆動系のメンテナンスを行おうとSIPでパーツ購入。

パーツが揃い作業準備は完了。
昔原付で駆動系の整備を少ししたくらいの素人なので、いざ整備をする段階になるとかなりの緊張が。。。
ここでミスったらバイク屋に持って行かないと行けないだろうし、
本体のほうにダメージを与えてしまったら、高額な修理費用も覚悟しておかなければならない。。。

しかし、それでも自ら整備ができるというのはメリットが大きいと思う。
特に海外の車両は、バイク屋の整備費用が国産車より高くなりがちだし、
整備できるバイク屋が少ないため、わざわざ遠くへ出向かないという手間がかかる。
近場にある2りんかんやNapsなどのバイクチェーン店に頼もうかとも考えたが、
こういった店は国産車は慣れているが、外車は不慣れで、
車体を初めて触るような整備士もいるかもしれない。。そう思うとやはり怖い。。。(だいぶ個人的な意見ですが…)

と、いうことで覚悟を決めて、メンテナンス開始だ!

必要工具

  • ・プラスドライバー
  • ・マイナスドライバー
  • ・8mmソケット(クランクケースカバー開ける)
  • ・10mmソケット(サイドパネルははずし)
  • ・19mmソケット(プーリー、クラッチ側のナット)
  • ・プーリー挟む道具(プーリー外す)
  • ・トルクレンチ(プーリー、クラッチ側締める時。安全上必須。)

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2014年08月12日

整備回想録:走行不能編

2014年7月中旬頃、帰宅中の深夜の出来事。
60km程で幹線道路を走行中に、まずはオイルランプが一度点灯。
「何だろう…」と思っていると、その数秒後にキルスイッチを押したときのように急に電力ダウン。
その後路肩に止めると、メーターがパチパチ光って、セルがいっさい回らなくなる…。
本格的な故障は初めて。
幸い家の近くだったのでそのまま押して帰宅。
ホントに運がよかった…

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