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整備方法:マフラー脱着&リアタイヤ交換

記事公開日: 2014/12/04 最終更新日: 2016/09/19

整備方法:マフラー脱着&リアタイヤ交換

リアタイヤ交換 以前、タイヤサイズアップのインプレを書いたが、
その時の交換方法を詳しく解説していきたいと思う。
海外スクーターだし、初めての整備は少なくとも自分は不安でいっぱいだったが、
そんな方もこんな記事があれば少しは安心してできるはず。。
慣れると以外と簡単です^^

必要工具

  • プラスドライバー
  • T40トルクスレンチ(マフラーネジ)
  • 10mmスパナ(外装外しナット)
  • 17mmレンチ(マフラー根元止め)
  • 24mmレンチ(タイヤ止めナット)
  • 6mm六角レンチ(プレート外し)
  • ペンチ(後輪を外す時に使用)
  • タイラップ(リアブレーキかける為)
  • マフラーガスケット(製品番号:846097)(走行距離が多い場合)

STEP1:外装外し

写真は左側ですが、右側の外装を外します。
矢印2カ所で止まっています。前側がプラスネジ、後ろ側は10mmナットです。
後ろ側のナットはこんな感じ。 中間部分は突起が穴にハマっているだけなので、外装を傷つけないようにそっと外します。

STEP2:マフラーを外す

外装が外れたら、次にマフラーを外します。
まずは写真にあるマフラー付け根の部分が金具バンドで止まっているので、コレを緩めます。
17mmボルトで止まっています。

根元の金具バンドを緩ませたら、次に本体をはずします。
※マフラーが冷えている状態で行ってください!
T40というサイズのトルクスネジで図の3点で止まっています。
トルクスネジとは、穴が星形のネジです。
右前側のネジを最後に残しておき、外すとスマートです。
最後のネジを外す時はマフラー本体を下から押さえると良いです。
何も問題がなければ、スッと下に外れます。

STEP3:プレートを外す

これは外すのにちょっと苦労しました。どの車両も軽く固着している場合が多いみたいです。

まずは前側の6mm六角ボルトを2本はずします。自分の場合結構堅かったです。。

次にリアサスペンションを止めている17mmナットを外します。
ナットが外れたらサスペンションもって手前に引いて外しますが、少し引っ張られるような感覚があります。でも正しい外し方なので、少し力を入れますがこの方法で外します。

最後のホイールを止めている24mmナットを外します。
それにはまずキャップみたいなヤツを外します。写真のコイツです。
さらにコイツを外すには針金みたいなピンを引っこ抜きます。
ピンはキャップ周りに巻き付いてますので、ペンチで伸ばして引っこ抜きます。

キャップがとれたらリアブレーキをかけます。
脱着可能なタイラップが有ると便利です。
これでやっと24mmナットが外せます。

しかし…ここからが問題でした。。。この4点外すでもう止まっているものはないのですが、プレートはびくともしません。
そこで思いつきでしたが、でかめのペンチの柄を写真のようにホイールとプレートの間にはさみ、外側にクイクイっとテコの原理を使って力を入れてコジリました。
ホイールが傷つかないよう、ウエスなどをまくと良いでしょう。(既に傷だらけですが。。)

STEP4:ホイールネジを外す

後輪脱着 やっとホイールが見えました。
あとは6mmネジが5本と止まっているので外して完了です。

取付時の注意点

取付は基本取り外しと逆の手順で大丈夫なのですが、マフラーのガスケットもできれば交換しておきたいですね。
写真の左が古いガスケット。19,000kmほど走行していましたが実際まだまだ使えそうでした。。。

ガスケットはこんな感じでへばりついていました。
外すのは簡単なのですが、実は付けるのはかなり大変でした。。。

マフラーは金属バンドで巻く為か、パイプの直径が狭くなっています。
それを広げないとガスケットがスコっと入りません。
なにやら専用の工具が有るらしいのですが、いらいないとたかをくくっておりました。。。
またしてもでかめのペンチの柄でぐりぐり広げましたが、あまり効果は得られず。。
しかたなくハンマーでガスケットをたたいて無理矢理はめるという。。
結果、そんなに影響なく入ったので良かったですが、
値段次第では専用工具を買いたいですね。

ここで、本末転倒なYOUTUBEリンクを…
リアタイヤ交換の様子はyoutubeでご覧頂くとわかりやすいですよwww
専用工具も説明が有ります。

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