3月, 2015 | ワビサビVESPAライフ
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グリップ&ブレーキレバー交換(ミラーも):取り付け編

2015年03月28日

グリップ&ブレーキレバー交換(ミラーも):取り付け編

グリップ取り付け 前回ミラーやヘッドカバーとグリップの取り外しまで行いました。
今回はグリップ取り付けから始めます。

グリップの取り付けに使うもの

グリップの取り付けは基本的に接着剤を使う事が多いみたいです。
ただ、今回は左側のみ接着しました。
というのも右側は外した際に接着剤の後が無かった事と、
めちゃくちゃきつかったので無しにしています。

グリップの取り付けは、いつものvespamotorsportsのyoutubeでは良さそうな取り付け方法が見つからなかったため、こちらの動画を参考にしました。
オススメの接着剤と、パーツクリーナーを使用し、すごくスマートにやっている雰囲気でしたので、非常に参考になりました^^

やり方としては、バー側に接着剤をつけ、グリップの内側にパーツクリーナーをつけて、乾く前にスポッとはめてしまうものです。
接着剤と併用しても問題ないらしい。。。

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2015年03月23日

グリップ&ブレーキレバー交換(ミラーも):取り外し編

ハンドル周りバラす うーん、グリップ周りが劣化しておる。。
SIPを眺めていると、きらびやかなグリップが、、
Ze、Zelioniのグリップが欲しい。。。

でもグリップ交換するには古いグリップをカッターで切ってはずすので、もう再利用できない。
なんだか失敗する事が怖くて、中々踏み込めずにいたけど、思い切ってやってみる事に。

と、SIPではグリップだけ見てるつもりだったけど、隣でブレーキレバーがやたら光り輝いてやがる。。。
セ、セットで変えたい。。。
という欲望に負けてハンドル周りをごそっと変えてみる事にしました(笑)
(ついでにミラーも。。)

難易度

★★★☆☆
★1:初心者でも簡単 ★2:少し慣れが必要 ★3:きちんとした工具でしっかり対応 ★4:専門書と下準備はしっかりしないと危険 ★5:専門のバイク屋さんに頼もう

必要工具

・マイナスドライバー、プラスドライバー
・カッター
・接着剤
・ブレーキクリーナー中乾タイプ(グリップ付ける時に使用)
 (遅乾タイプの方が良いかも。。)
・2.5mmの六角(ミラーカバーのネジ用)
・4mmの六角(バーエンド外し用)
・10mmレンチ(ブレーキレバー外す際に使用)
・14mmスパナ(ミラー取り付け時に使用)

交換手順

参考動画はこちら
1.ミラーカバーを外し、ミラーを外す
2.ホーンカバーを外す
3.ヘッドカバーを外す(フロント側)

交換する商品

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2015年03月15日

エンジン下ろし&タペット調整その3:タペット調整編

各ガスケット 前回のその2では、フレーム側からエンジン側を切り離しました。
これでタペット調整を思う存分できます。
まずはシリンダーヘッドカバーを外すところから。
ここまで長かったなぁ。。。

シリンダーヘッドカバー 5つの六角ボルトで留まっています。
ボルトはなんなく外れ、カバーをパカっと外すとロッカーアームがお目見え。
若干オイルが付着してて全体的にオイリーな印象。

適正なバルブクリアランスは、インテーク(吸い込み)側とエグゾースト(排気)側で異なります。
整備書によると、
インテーク側:0.10mm
エグゾースト側:0.15mm
です。

出典:vespamotorsports

実は写真を撮り忘れており、、、上記動画を引用させて頂きます。
上記動画を再生して頂くと、シリンダーヘッドカバーを取り外した後のエンジン側が写っています。
gts250のエンジンには4つのバルブがあります。
上の2つがインテーク側、下の2つがにエグゾースト側となります。

出典:vespamotorsports

バルブの位置を確認したら、シックネスゲージを使ってクリアランスを調整します。
上記動画では、シリンダーヘッドのみ取り外した状態で行われている為、
インテーク側は右、エグゾースト側は左となっています。
再生位置から調整作業が始まります。

ただ、クリアランスは目視で確認が出来ないため、かなり感覚に頼る部分が大きいようです。
うーん、どんな感覚なのか知りたい。。
いつものように事前にYoutubeでやり方を探っていました。
参考にした動画は、Vespa Motorsportチャンネルのこちらの動画
動画ではエンジン側を切り離さず、車体をリフトアップして隙間をつくり、調整するやり方をとっていますが、再生時間12分ぐらいのところから、シリンダーヘッドのみの場面に切り替わり、詳しく説明をしています。
ただ、英語なので、感覚のところがうまく聞き取れない。。。。
ということで検索しなおして、こんなページを見つけました。

まずはシックネスゲージを差し込み、アジャストスクリューを締め込む。アジャストスクリューがシックネスゲージに接触したら、シックネスゲージを動かしてみる。ポイントは、「きつすぎてはダメ、ただし緩すぎてもダメ」。動かした時にやや音がする、若干引っ掛かりがある程度に設定する。

出典:チューニング後のエンジン調整 バルブクリアランスの調整方法

なるほど!
きつすぎても緩すぎても駄目なわけですね。。あとは音か。。

調整のツボも押さえた事だし、いざ計測!
走行距離は20,000kmを超えているのでどれくらいずれているのか興味新々でした。

まずは、インテーク側からジャストサイズである0.10mmのゲージを入れ込む。。
ん。。。
なんとく入った。。。

次に、エクゾースト側に0.15mmのゲージを入れ込む。。。


ほぅ。。。
なんとなく入った。。。

そしてこの感触。。。
きつすぎてはダメ、ただし緩すぎてもダメ。。
動かした時にやや音がする、若干引っ掛かりがある程度。。
。。。全くずれてないやん笑

最初の感覚としては、もうこれ以上いじるところも無いくらいな、
参考サイトに書いてあったそのままな感触でした。
ここまでの苦労は何だったのか、、、、、と、悲しくなる気持ちと、
エンジンが意外とよく出来ていた事に驚く気持ちが入り交じり、不思議な気分に。。。

でもせっかくだし、調整しよ!
気持ちを切り替えて再度計測。
より慎重にやってみたところ、
4つのバルブの内、すこーーーしではあるが、緩い部分もあったよ!(と思いたいだけかもしれない。。。)
調整には、ネジを締めたり緩めたりして行う。
ネジを止めているナットを緩め→ネジをまわして調整し→またナットを締め直す、
という手順。
結局かなり微妙な調整幅に収まったのだった。。

さて、少し悲しい気持ちにはなりましたが、無事全ての調整が終わって一安心。
シリンダーヘッドとヘッドカバーに挟むガスケットと、ヘッドカバーを止めているボルトのOリングを新品に買えて作業終了です。
苦労した結果がこれとは、うれしいやら悲しいやら。。。
この後、逆の手順で組み直し、オイルやらクーラントやらを入れ直して整備完了!

インプレッション

すべての整備を終えてエンジンスタート。
通常取りエンジンもかかった。ひとまず安心。
エンジン音は若干変わったような、変わらないような、、
以前までのアイドリングは「ポポポポポー」というだけの音だったが、これに加えて「ギュルギュルギュル」といった音が少し交じった感じ。
これ良いのだろうか。。悪いのだろうか。。?

アイドリングは音のみ若干変化。
加速感は若干向上。特に高速度付近がすっと伸びやすくなった。
また、最高速も向上。

でもこれって、エンジンオイルも交換してるし、その影響が一番大きいような気もしております。。
私としては無事に終わって良かったです。
ゆくゆくはボアアップもしたいな

2015年03月07日

エンジン下ろし&タペット調整その2:エンジン下ろし完了まで

エンジン エンジン下ろしの下準備は完了。
いよいよエンジン下しの作業に入ります。 前回のエンジン下ろし&タペット調整その1:下準備編はこちら

エンジン下し作業

駆動系カバー外し まずは駆動系カバーを外しておきます。
ピストンの動きを調整する時には、バリエーター側を直接まわして行うためです。
詳しい手順はこちら

マフラー外しとプレート外し

マフラーとプレート マフラーとそれを止めている銀のプレートを外します。
この時リアサスペンションの右側の根元も外れる事になります。
※リアサスペンション左側も外してしまうと、支えがなくなってしまうので、 最後に取っておきました。(ジャッキアップで固定されているはずですが念のため)
詳しい手順はこちら

リアキャリパー外し

リアキャリパー外し ブレーキホース外しとく 始めはリアブレーキのフルードを抜かないと無理なのかなと思っていたのですが、ブレーキキャリパーを外すだけで大丈夫でした。
マフラーをはずしたらリアホイールも外した後、キャリパーを外します。
2本のボルトで留まっているだけなので、簡単です。
その後は駆動系の下側にもブレーキホースが引っかかっているので外しておきます。

ブレーキキャリパーを外したら、ここでもう一度リアホイールを取付ます。
これはエンジンを切り離した時に、支えにする為です。
ボルト3本程使い、手で少しきつく締めるくらいでいいと思います。

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2015年03月01日

エンジン下ろし&タペット調整その1:下準備編

エンジン下ろし作業 整備書によると、20,000km毎もしくは2年ごとに、タペット調整(バルブクリアランス調整)を行うのが良いらしい。
走行距離は22,000kmを超えたし、パワーダウンしていたらやだなーと思っていたのでいっちょやったろうと言う事でチャレンジしてみました。
実際にはエンジンを下ろさなくても、タペット調整できる方法はあるみたいなのですが、今後の整備スキルアップの為にもエンジンを下ろしてみようと決意。

ただ今回の整備はかなり時間もかかるし繊細な作業も必要です。
へたしたら不動になってしまいかねません。
準備を入念にして、整備書とyoutubeを参考に時間をかけて整備しました。

結果的になんだかんだ時間がかかってしまい、結局2日間に渡る作業に。。。笑
でも一番時間がかかったのがジャッキアップの方法でしたので、今後はもっと早く作業出来るはず。。

必要な物

・各種工具(レンチ等の一般的な工具。今回多いためはしょります。。)
・シックネスゲージ(0.1mmと0.15mmがあるもの)
・ヘッドカバーガスケット(品番:829536)
・ヘッドカバーボルト用Oリング5個(品番:830249)
・エンジンオイル(1.3ℓ)
・オイルエレメント(必要であれば)
・クーラント液(冷却水)
・クーラントのガスケットゴムリング(品番:485080)
・ホースクランプ2種類。小1個大2個。(クーラントパイプ2カ所、ガソリンパイプ1カ所を止める。)
・エア抜き用チューブ(クーラント入れる時に使用。軟らかい素材の直径4mmの物を使用。)
・木片(ジャッキアップ用)
・ジャッキ2つ

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